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ー貴金属の出張買取トラブルに注意!悪質な手口と防止策・解決策を解説ー

2024.4.26

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貴金属、または貴金属で作られたネックレスなどのジュエリーを手放すときには、出張買取の利用がおすすめです。

便利で気軽に利用できるサービスですが、その一方で、トラブルが発生しているのも事実。

この記事では、トラブルを回避する方法をまとめました。

 

貴金属買の出張買取で多い押し買いとは

貴金属を売却するときには、出張買取サービスを利用すれば、高価な貴金属を持ち運ぶ必要がありません。

査定額の交渉を直接できる、すぐに現金化できるなどさまざまなメリットがあります。

 

しかしその一方で、悪質な業者によるトラブルに遭遇したという声も。

貴金属の出張買取で多いトラブルの一つに「押し買い」があります。

 

押し買いとは、持ち主は売りたくないにもかかわらず、品物を売却するよう迫る行為です。

なかには、高齢者やひとり暮らしの女性などを狙い、恐怖心を煽って半ば強引に品物を買い取ってしまうという悪質な業者も存在します。

 

押し買いで狙われやすいのは、主に以下のような品物です。

 

・貴金属

・ジュエリー

・アクセサリー

・着物

・毛皮

・骨董品

・ハイブランド品

 

貴金属の出張買取で注意したい押し買いの特徴3つ

押し買いはどのような方法で品物を買い取るのでしょうか。

よく見られるのは、次の3つです。

 

1.同意するよう脅す

2.売る予定のないものも買い取ろうとする

3.アポを取らず訪問する

 

ここでは、押し買いの特徴3つを詳しく見てみましょう。

1.同意するよう脅す

出張買取では、業者が品物を査定して買取額を提示し、売主の同意が得られてはじめて買い取りが成約します。

 

押し買いでは、半ば強制的に同意を取り付けます。

たとえば、「今、売らなければ損をする」などと主張をしたり、買い取れるまで帰らないような態度を見せたりします。

 

なかには、

 

・預かって査定をすると言って品物を持ち帰り、そのまま音信不通になった

・売主が同意していないのに、安価な価格で買い取られてしまった

・大声を出されて怖くなり、売りたくないのに売ってしまった

 

…という悪質なケースも。

 

2.売る予定のないものも買い取ろうとする

事前に依頼を受けた品物以外を無理に査定したり買い取ったりしようとすることも、押し買いで見られる特徴です。

出張買取では、アポを取ると同時に依頼主が売却を考えている品物も把握しなければなりません。

 

たとえば、ある売主が着物の出張買取を業者に依頼し、訪問日を決定したとします。

業者が訪問した際に、着物だけでなく「不要な貴金属はないか」と営業をし、強引に貴金属を買い取った場合、違法となります。

一方、着物の売却は事前にアポを取っているため、違法とはなりません。

ただし、予定のない品物がないか聞き出し、無理やり買い取るような業者は、優良な業者とはいえないでしょう。

 

3.アポなしで訪問する

押し買いでよく見られるのは、アポなしの訪問です。

 

出張買取を行う際には、売主が買取業者に依頼をし訪問日を約束したうえで行います。

出張買取業者がアポなしで個人宅などを訪問して営業する行為は、特定商取引法によって禁じられています。

よって、アポを取ることなく訪問する行為は違法となります。

 

貴金属の買取で注意したいその他の手法

貴金属の買取で注意したいのは、出張買取の際の押し買いだけではありません。

ここでは、悪質な買取業者の手法を2つ紹介します。

 

1.宅配買取

2.寄付を目的とした買取

 

なお、上記の手法が必ずしも悪質なのではありません。

「これらの手法を使って無理やり買い取ろうとする業者が存在する」のです。

 

1.宅配買取

基本的に、宅配買取サービスは安心して利用でき、違法でもありません。

しかし、なかには悪質な宅配買取業者が潜んでいることも事実です。

 

宅配買取とは、貴金属など売却したい品物を業者に送り、査定・買取をするものです。

依頼者が査定額に納得できない場合は、業者は品物を返品しなければなりません。

 

しかし、悪質な業者は品物の返品に高額な配送を求めたり、同意を得ていないのに依頼者の口座に品物の代金を振り込んだりしてしまいます。

 

2.寄付を目的とした買取

被災者や生活困窮者への寄付を謳った買取業者もあります。

買い取った品物を転売するなどして現金化し、その売上の全額または一部を寄付するという仕組みです。

多くは優良な買取業者によるものですが、なかには貴金属や骨董品などを安い価格で買い取ろうとしたり、強引に買い取ろうとする業者も存在します。

 

出張買取で貴金属売却時に講じるべき対策

出張買取で貴金属を引き取ってもらうときに、どうしたらトラブルを防げるのでしょうか。

次から解説するポイントをおさえれば、悪質な買取業者の被害に遭わずに済むでしょう。

 

1.信頼できる買取業者か見極める

買取業者を選ぶ際には、その業者が信頼できるか確認しましょう。

たとえば、買取業務を行うには古物商許可証が必要ですし、買取業者が個人宅を訪問し買い取りをするときには、行商従業者許可証を携帯していなければなりません。

貴金属の買い取りを依頼する前に、依頼しようとしている業者が古物許可証を取得しているか確認すると良いでしょう。

 

2.アポなしで訪問する買取業者は断る

前述したように、依頼されていないにも関わらず買取業者が個人宅を訪問し、営業活動を行うことは違法です。

突然訪れた業者の話を聞いて、自分にとって「良い話だ」と感じても、断るのが賢明です。

 

3.強引な取引には応じない

売る予定のない品物を強引に買い取ろうとする場合、その取引には応じず毅然とした態度をとるべきです。

しかし、なかには

 

「恐怖を感じて、断りきれず売ってしまった」

「しつこく居座るため、帰ってもらうために売却してしまった」

 

…という方もいらっしゃいます。

 

もし、売るつもりもなかったのに断れなかったという方は、次からクーリングオフで解決しましょう。

 

押し買いトラブルの解決策・クーリングオフ

クーリングオフとは、一度売買したり申し込み契約をしたりした場合であっても、契約を解除できる制度のこと。

クーリングオフは、最寄りの消費者センターで受け付けています。

 

ただし、クーリングオフの適用となるのは、次の2つの両方を満たしている必要があります。

 

1.消費者側が望んでいない取引

クーリングオフの対象となるのは、消費者が望んでいない・意図していない取引です。

たとえば、先に紹介したような「売りたくないけれど、買取業者が売るまで帰ってくれないので、売ってしまった」といったケースが該当します。

 

自分で出張買取を依頼し、売却予定の品物を買い取ってもらった場合は、クーリングオフの対象外です。

 

2.売買契約を取り交わしてから8日以内

クーリングオフは、売買契約の締結日から8日以内に申請しなければなりません。

よって、押し買いなどのトラブルに遭ったら、ただちにクーリングオフの申請をしましょう。

 

クーリングオフの詳しい情報や申請方法は以下の記事もご参照ください。

ー出張買取でもクーリングオフは可能!適用される条件と申請方法を解説ー

 

まとめ

貴金属はプラチナや金、銀など高価な金属であるため、悪質な出張買取業者に狙われやすい品物です。

信頼できる買取業者を知っていれば、安心して取引できますが、そうでない場合は業者選びにご注意ください。

ほとんどの買取業者は信頼できるといえますが、悪質な業者も紛れ込んでいる可能性はゼロではありません。

優良な業者に出張買取を依頼し、適切な取引をしてくださいね。

 

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